ビモータ Bimota

ビモータ 経営問題

1982年当時、タンブリーニの日本製ハイパワーエンジンを搭載した車両作りを続けるべきとの主張に対して、モーリのドゥカティVツインエンジンを搭載したDB1でビータの経営を安定せせるべきと、意見が衝突したというエピソードがビモータにはありましたね。

 

エンジン変更が可能な共通フレームモデルは、タンブリーニからすれば妥協であったのでしょうか?

 

しかし、ここで生み出されたクロームモリブテン鋼管とアルミの削りだしピポットプレートを組み合わせたシャーシは、現在のMV Agusta F4に受け継がれているので一概に妥協ともいえないですね。

 

ちなみにタンブリーニはその後カジバ入りし、すでにカジバ傘下にあったドゥカティでフルカバードスポーツPASOを設計し、PASOとdb1がフルカバードという外観を共有しているのは、こうした経緯がありました。

 

しかし、F1でスーパースポーツモデルを持つドゥカティはPASOでツーリングスポーツを目指し、db1はスーパースポーツですが・・。

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