ビモータ Bimota

ビモータdb1 フレームエントリー一覧

ビモータdb1 フレーム
最近のビモータ車ではクロモリフレームはほとんどないです。一方でアルミツインスパーフレームが多いですが、クロモリ時代同様に美しいフレームです。また、ステアリングヘッドからスイングアームピポットまで完全な直線で結んだり、ピポット部をカーボンコンポジットで作るなど、ビモータならではのこだわりは凄いです。フレーム単体重量が5.5Kgと、非常に軽いフレームはビモータならではのこだわりの技といえるでしょう。一見普通に見えるスイングアームも、コの字型部材を張りあわせたこだわった作りになっています。ビモータdb...
ビモータdb1 フレーム
ビモータdb1のフレームは、最も応力のかかる問題になっているその場所1点に、3〜4方向からのパイプを集合させる事にしたのなら、トライアングルの長所を最も効率的に使うことが出来ます。パイプの組み方でもっとも重要なのはここであると考えられます。しかし、同じイタリアンバイクのドゥカティと比べると、あのドゥカティでさえもこの手間の掛かる手法は同一規格の製品を大量につくる効率を考えるとできないので、物体の変形しにくい性質をあげるためにパイプ肉厚をあげたり、径を大きくしたりといいかげんにするしかないのが現実...
ビモータdb1のフレーム
ビモータは、イタリアのリミニに本拠を持つバイクメーカーで、70年代初頭に活動を始めていました。ビモータといえばdb1ですよね。db1の素晴らしいハンドリングを生む要素のひとつとしてフレームがあります。db1のフレームはストレートなパイプを組んだとても、個性的な構成のバックボーントラスフレームです。ドゥカティのトラスフレームとの大きな違いは、全てが三角の集合体となっている点です。これは、互いに応力分散できる構造として一般的ですが、そのパイプの継ぎ方が、ハンドメイドがコンセプトのビモータでなければ不...
ビモータdb1のフレーム
db1のフレームは、当時のビモータの一般の原則にかなったやり方どおり、大径薄肉クロモリ鋼パイプを用いたトラスフレームでした。エンジンがクランクケースにスイングアームピポッドを持つタイプのため、吊り下げ型となっています。このタイプと同じバイクが最近で言えばホンダVTR1000ファイアーストームです。同エンジンのドゥカティF1もトラスフレームを持っていますが、これと比べても圧倒的にフレームワークは最小限しかないです。もちろんdb1がツーリング向きでないことも大きいですが、F1のように弓なりに曲がって...
ビモータdb1のフレームの強度
db1のフレームは、力強くはあっても強度は低いと言われています。実際、強く転倒するとフロントフォークが無事なのに、フレームがステアリングヘッドのすぐ後ろでポッキリ折れるという話もおおいそうです。実際、事故車のフレームで試すと、フレームのパイプ自体は、金属用のはさみで簡単に切り裂けてしまうそうです。このあたりは転倒時のコストを最小限に抑える日本車とは異なる点だと言えます。ビモータは手作りをコンセプトにバイク造りをしているので、手作りのバイクでそんなことまで考えれないのか、できないかのどちらかでしょ...